どうすればコンセプトに近づけるか、常にお客さまと共に考えながら進行したプロジェクトでした。私たちを単なる依頼先としてではなく、まるで従業員のような存在として接していただき、意見を受け入れていただいたり、一緒にデザインを考えさせていただきました。打ち合わせを重ねるごとに要件やデザインが変化していき、完了まで楽しい時間でした。夜間工事も交えながら工期を圧縮させた点は唯一の苦労ポイントでしたが、迅速にご判断いただいたお客さまと、柔軟に対応いただいた工事関係者さまには感謝しかありません。

造形美✕機能美✕空間美で 「らしさ」を追求する、という前提から始まり、お客さま側でデザインコンセプトを「otokomae✕otonakakkoi」と定めていただいた上でのデザイン設計でした。お客さまの掲げたコンセプトへアプローチするにあたって、＋αの提案をしていくことで並走できるよう意識したプロジェクトでした。また、根幹に深いコンセプト設計があったため、デザインが逸れることなくスムーズに進めることができたと思います。